小渡恵利子 −こわたり えりこ− (Soprano)

☆☆☆

青森県出身

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学大学院オペラ科修了。

二期会オペラスタジオ第35期マスタークラスを優秀賞にて修了。NHK-FM新人洋楽オーディション合格。読売新聞社主催新人演奏会に出演。

練馬文化会館新人音楽会、東京文化会館推薦音楽会、両オーディションに合格。第27回日本イタリア声楽コンコルソ・シエナ部門第1位受賞。第62回日本音楽コンクール声楽部門第1位、あわせて福沢賞・松下賞を受賞。

海外ではトルトーナ国際音楽コンクール声楽部門第2位(1位なし)受賞を始め、“ヴェルディの声”国際コンクール、マリア・カニーリャ国際コンクールなど多数のコンクールにおいて入賞を果たしている。

1995-1996年文化庁芸術家在外派遣研修員としてイタリアに留学。「ティトの慈悲」(モーツァルト)のヴィテッリア役、「コジ・ファン・トゥッテ」(モーツァルト)のフィオルディリージ役、「イル・トロヴァトーレ」(ヴェルディ)のレオノーラ役などに出演、高い評価を得る。

また、「第九」などのソリストとしておおくのオーケストラとの共演や、NHK-FMコンサートにも出演するほか、全国各地で多数のコンサートやディナーショーに出演している。

オペラアリアから日本歌曲まで、暖かみのある天性の美声によって紡ぎ出される歌唱は、聴くものの心に深く響き、新たな感動を与えてくれる。これからの充実した活躍がますます期待される貴重なソプラノである。

音楽関係ではないが、国際ソロプチミスト婦人向上賞を受けている。

大川みほ、上浪明子、高橋大海、E・マルテッリ、A・チェルクエッティ、F・アルバネーゼの各氏に師事。

二期会、日本演奏連盟、日伊音楽協会、日本声楽アカデミー各会員。


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