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東京藝術大学大学院博士課程修了。博士号取得。
1995年モスクワ国立音楽院に留学。
1997年文化庁派遣芸術家在外研修員として渡伊。第3回オルヴィエート市国際オペラ歌手コンクール1位なし第2位など数多くの受賞歴を誇る。
1989年『フィガロの結婚』フィガロでデビュー以来、ザラストロ、オスミン、ファルスタッフなど数多くのオペラ公演に出演。
1999年オルヴィエート市マンチネルリ劇場の『ブルスキーノ氏』ガウデンツィオ役出演により地元新聞紙上で「卓越した名演技」と称賛された。さらに10月、モスクワ国立児童音楽劇場において『エフゲーニー・オネーギン』グレーミン役を歌うと、観客からブラヴォーの嵐を浴び大成功。
2000年秋には新国立劇場において同役をＧ．ゴルチャコーワと共演し、その直後、ロシアのカザンに招かれてリサイタルを行い好評を博す。
2002年にはミラノのカルカノ劇場で『セヴィリアの理髪師』バジーリオを歌う快挙を成し遂げた。
新国立劇場の『ニーベルングの指輪』においては2001年『ラインの黄金』ファフナー役出演に引き続き、2003年4月同役で『ジークフリート』に出演。７月には二期会＆ケルン歌劇場共同制作『ばらの騎士』にオックス男爵役で出演予定。
ミラノ在住。2003年4月から東邦音楽大学特任助教授に就任。二期会会員。