身辺雑記「綾に哀しき」２００１年５月分

曇りのち晴れ。

昼過ぎから晴れ間が広がり始め、夕方には久しぶりにいいお天気になる。天気予報では週末もまずまずらしい。

もう５月も終わり。

時間の経つのは本当に早い。特に九州に来てからは、その時間の過ぎ去る速さを痛感している。

もう２年も経つのか………。信じられない。

九州では、仕事はもちろん、休日があまりにも充実しすぎていた（山ばっかり行っていた）から、余計そんな風に思うのかもしれない。

だから、月替わりの日を迎えると妙に感傷的になってしまうのだ。ああ、また一月経ってしまった、と。

来年はどこでどのようなことを考えながら暮らしているのだろうか。

何も特段の感想もなく、時間が過ぎていくという現象の中に身を任せて、日々をあくせく働いているのだろうか。

相変わらず山に登っているのだろうか。

それとも………。

雨。

断続的に雨が降る。昼間はちょっと薄日が射したが、夕方から夜にかけてはまた弱い雨が降っていた。

IBMが「ThinkPad i Series s30」というB5サイズのノートパソコンを出した。（速攻レビュー）

CPUクロックのアップやコンパクトフラッシュスロットルの装備などのほか、キーピッチを広げるといったユーザビリティの向上に腐心した造りとなっているようだ。

残念ながら品薄らしいが、これ欲しいなあ。(^^;☆＼(^o^)これこれ

ただ、OSは例の悪評ふんぷんの「Me」らしいので、これはちょっとなあ。(^^;

これに関連して、こんな記事。

“IT”をカサにきるIBM

いい、これはいい。(^o^)

是非ともご一読のほどを。笑えること請け合いです。(^^)/

IT講習会開催に当たって「あなたにIT（会いてー）」などというイタいダジャレをとばしているどこかの自治体にも、是非とも見習って貰いたいセンスですね。

曇り時々晴れ。

今日は気温の余り上がらない過ごしやすい日だった。明日からは下り坂になるらしい。週末も雨か……。

家電リサイクル法が施行となって、やっぱりな、と思わせるような話。

予想通り？「家電リサイクル法」で不法投棄増加

全く暗澹たる話だ。

不法投棄台数が前年比で六割以上増えた千葉県市川市の場合、不法投棄のほとんどは、通常の家庭ごみを出すごみ集積場に放置されていた。市は「ルール違反」のシールを張って、持ち帰るよう警告したが、「応じた例は皆無」（清掃業務課）という。

これなど象徴的な例かもしれない。

結局、各自治体が費用を出すことになるのだが、ある程度予想して組んでいた予算も、例えば旭川市などでは４月の段階で３分の２を使ってしまったという。「国に費用を負担してもらいたい」という自治体の要望もわかるような気がする。

それにしても、最も高い冷蔵庫でも5000円未満という金額を惜しんで、こっそり捨てようという神経が、あまりに姑息で情けないではないか。

総論では、「地球にやさし」く環境を守ろうという方向に賛同しておきながら、具体的な個別行動ではこんなまねをする。

卑劣だ。

しかし、根本的な問題は、大量生産・大量消費という高度経済成長型の日本のあり方にあるのかもしれない。

これによって、日本という国は、様々な消費財と引き替えにたくさんの大切なものをなくしてきた。その先棒を担いでひたすら蓄財に励んできた企業の責任はどうなるのか。「一定の割合で再製品化を義務付け」るくらいのことで済むのだろうか。

晴れ。

朝のうちは少々薄曇りだったが、昼間からは晴れ。ただ、この天気は長続きしないようだ。

小泉内閣の支持率が90%を超えている。

「タブーを打破」「構造改革の断行」などを謳い文句に、国会討論の場でも自らの言葉で答弁をする小泉首相の態度に共感を覚える人が激増しているのか、NHKの国会中継が大変な高視聴率を記録したとも聞いた。

そんな中で、「ハンセン氏病訴訟の控訴断念」「首相公選制の導入」「道路特定財源の一般財源化」「特殊法人の民営化推進」といった文言が乱舞し、国会中継を観ていた視聴者から、質問に立った野党議員に対して「総理をいじめるな」という抗議電話が殺到しているという。

何か薄ら寒い気分だ。

だって考えても見て下さい。

ゴルフ好きの某氏が首相だった頃に10%を割り込んでいた支持率がですよ、政権交代もなかったのに90%なんていう、ヒトラーの国家社会主義労働党（ナチス）みたいなとんでもない数字になっちゃったんですから。

まあ、自民党の支持率に大して変化がないってところはまだましか。

いやいや、これに某都知事あたりが合流して、まだまだ色気たっぷりの某大勲位殿が後見に立ったりなんかすると、とてつもない事態に陥るかも。それこそ既成政党が吹っ飛び、ハイになった国民を巻き込んで、怒濤のごとき強権国家主義になだれ込んでいくことも決して杞憂とはいえまい。

私が一番危惧するのは、マスコミの態度だ。その殆どがチョウチン記事に成り下がっている。昨日千秋楽だった大相撲でも、こんな具合だ。

いや、わかっている。そういうのを邪推というんだろうって。貴乃花の頑張りにはオレだって感動した。

しかし、

大ケガを克服して優勝した貴乃花に深い感銘を受けたのだろう。首相官邸に戻ってから「率直に感動の気持ちを伝えたかった」と説明したが、それは永田町で抵抗勢力と死闘を演じている自分を重ね合わせているように見えた。

なんて、記者自身が興奮してどうする。

時流に乗っかって持ち上げたり叩いたりしていて、本当に伝えたい情報を掘り起こそうという基本的な態度をないがしろにしているんじゃないのか。

そういえば、今は派閥・利権政治の首魁のように扱われて蛇蝎のごとく嫌われている橋本氏も、時流に乗っかって閣僚を歴任し首相まで登り詰めたときには、マスコミも派手に持ち上げ、「龍さま〜」なんて黄色い声も飛び交っていたっけか。(^^;

雨後曇り夕方から晴れ。

朝のうちは雨が残り、昼は曇り。夕方から見事に晴れ上がった。週末はいい天気だろう。

夜、NHK「人間ドキュメント」が、大部屋俳優福本清三さんを取り上げていた。

福本さんは、知る人ぞ知る「名」切られ役だ。その殺陣は誠に素晴らしく、現役の時代劇俳優の中でも群を抜いているだろう。

佐藤京一さんや福本さんのような、本当の意味での正統派チャンバラ俳優が本当に少なくなった。

私は実は大ファンなのである。(^^)

特に、「柳生一族の陰謀」での根来衆フチカリの役は素晴らしかった（深作監督は福本さんがお気に入りだったのかな）。

戦前や戦後まもなくの頃の時代劇は、今見直しても尋常ではない迫力に満ちているが、この大きな要因の一つに、いわゆるカラミ役の充実があるだろう。

主役に切られるためのカラミ役は、当然のことながら主役以上の実力が必要になる。

あらゆる形のとんぼがきれるのは勿論、ギバや地蔵倒れのような危険を伴う倒れ方も完璧にこなさなくてはならない。

しかも、それほど大変な役回りなのに、ギャラは驚くほど安い。若者はそれを嫌って離れていくのだという。

それどころか、主役級にもまともな殺陣の出来る役者は少なくなってきている。

中村吉右衛門・高橋英樹・千葉真一・夏八木勲・滝田栄・真田広之あたりくらいしかいないような気もする。

そんな中で、このような番組が作られるのはうれしかった。

すぐさま時代劇の復活とはなるまいが、福本さんのように表舞台に立たない実力派時代劇俳優にこうした形でスポットが当たるのは、決して意味のないことではあるまいと思う。

久しぶりにチャンバラを満喫できた。(^^)

そうそう、福本さんのファンサイトもある。

福本さんに対する限りない愛情に溢れた素晴らしいサイトだ。是非とも一度ご覧の程を。

曇り。

曇り。昨日同様じめついたように蒸し暑い。(^^;

あきれちゃう新聞記事。

長野県政記者クラブ、田中知事に抗議 会見主催問題

全く、新聞記者として恥ずかしくないのか。

「県主催の会見は、公権力の都合で左右されたり情報操作が行われかねない問題をはらんでいる」んだと。

田中知事はこれまで通り「天変地異」でもない限り取材には応じるといっている。要するに問題意識をもって取材する道は記者クラブに所属する新聞社や放送局ばかりでなく、フリーランスや一般の県民にも平等に開かれているということなのだ。

そのことは、「『脱・記者クラブ』宣言」にも銘記されているではないか。

参考までに、宣言の内容と記者会見の模様を紹介する。

知事会見 「『脱・記者クラブ』宣言」

ここでも、同様の懸念に対して、

公人と呼ばれる中においては、少なくともまず時間においては、またその姿勢においては、最も開かれた形をとってくるように心がけてきたといういささかの自負がございます。それはその精神も含めて、いささかも変更する用意はございません。

と、田中知事は明確に答えているではないか。

要するに、自分たちがこれまで享受してきた既得権益を手放したくない、ということだろう。

部屋を県に用意させ、光熱水料・通信費・水道・下水道・コピー用紙、その上、クラブの庶務を担当する職員まで手当、しかも専用駐車場付き。

そんな立場で、どの面下げて「税金の無駄遣い」などを指摘できるのかね。＼(^o^)／

いずれにしても、田中知事のこの宣言は予想以上の影響力を持つだろう。また、それを期待したい。

マスコミの本来の姿である、第４の力、権力に対する厳しいチェック機能を最大限に果たすためにも、その相手方たる公的機関とは截然と分かれて対峙すべきだ。

田中知事は、言論人やジャーナリストに対して、大きなエールを送った。その意味でも改めて敬意を表したい。

曇り後雨。

今日は久しぶりにまとまった雨。朝の内は何かじめついたように蒸し暑かった。

「出会い系サイト」の問題がクローズアップされている中で、度し難い話があった。

14歳とＨ 買春判事わいせつ常習

この判事については、こんな話もあるらしい。

児童売春ポルノ判事は東電OL殺人事件にも関与

まあ、「判事も人の子だ」と言うことかもしれないが、彼らはそれこそ人の人生や未来を左右してしまうような立場に立っている。

そのことを慮れば、看過できるような問題ではなかろう。特に、「無罪判決後の勾留」などという検察側の恥ずべき職権発動に関連して、猫の目のように立場を変えるなんざ、そもそも判断力自体を問われかねまい。

それでもって、殆ど「おとり捜査」に近い手法で「御用」となったわけだから、刑事部に所属していた割には「はあ？(ﾟДﾟ) 」っていうほどおまぬな話ではないか。

蒲田署は余罪がないか追及する方針だというが、そりゃあ、きっとあるだろう。なんせ、プリペイド携帯を使うほどの念の入れようだし。(^_^;

某元最高裁判事が、司法制度の見直し議論について、いわゆる陪審員制度に異を唱える立場から、「一般人である陪審員に比べて裁判官である我々の社会常識が劣っているというのか」などとご託言を述べておられるらしいが、こういう事例を前にして何というコメントを出してくるのか興味深いね。＼(^o^)／

それにしても「出会い系サイト」。

私はあの意味不明な「会費の料金設定」がどうも胡散臭くて足を踏み入れたことはないが（って、入口までは行ってるのか、オマエは）、テレクラやマチナン（街頭ナンパ）に比べて、時間を選ばず相手を見つけることができるのが大きなメリットらしい。

メールのやりとりができるようになったのに、自分宛のメールが少ないのは哀しいということもあるのだろうか。「メル友」募集から入っていく人は、きっとネット社会にもこうしたアバンチュールにもあまり免疫がなくて、知らぬ間に深入りし、殺人事件に発展するなどという悲惨な結末を迎えることになるのかもしれない。

電話などでいきなり見ず知らずの人間と会話をするのは、精神的に結構な重圧がかかるし、緊張もする。手紙であれば、やりとりに一定の時間差があるから、正気に戻る可能性も高いだろう。

だが、メールは、伝達速度が電話並に速い上、言葉をもって直接に相手とやりとりをする必要がない。しかも、ターゲットを広範に求めることができる。

その利便性が、こうした事件の温床となるのか。しかし、そもそも、心の中に埋めきれない空隙を抱えている人が、世の中には想像以上に多いのかもしれない。

その隙間を埋めたくて「出会い系サイト」や「伝言ダイヤル」に登録し、お互いに仮面を被ってやりとりを続ける。その仮面を脱いで現実に立ち返った時、恐らく前にも増して心の空隙が絶望的なほど大きくなっていることに気付くのではないか。

心の隙間を疑似恋愛で埋めるのは危険だ。あまりにもリスクが大きすぎるだろう。なんといっても相手は「生身の人間」なのだから。

山に行きなさい、山に。(^^;☆＼(^o^)オオキナオセワ

曇り。

今日は曇り。優勢だった太平洋高気圧が下がったことに因るものだ。でも、明日にはまた回復するとのこと。週末の山は大丈夫そうだ。(^^)v

おやおやと思った事件。

サイト管理者装ってＩＤ入手、不正アクセス 大学生逮捕

自分のサイトが所属するサーバー管理者から、IDやパスワードを教えてくれ、などという連絡がある筈などないことくらい分かりそうなものだと思うがなあ。

記事の様子だと、そこが無料サイトらしいからあまり疑問に思わなかったのか。

うーん、謎だ。(^o^;

いずれにしても、こういうことが「なりすまし」などの温床に繋がる。それが自分のみならず他者に対しても多大なる混迷の原因となるであろうことは、バーチャルとはいえネットが基本的に社会的な枠組みの中で存在してしまうものであることに思い至れば理解できるだろう。

気を付けましょう。

閑話休題。

自分のリンク集のチェックをしたら、リンクの切れているサイトがあったので見直した。

これもまめにチェックしないといけませんね。(_ _)/ハンセイ

でも、おかげで別の強力なサイトを見つけることもできたので、怪我の功名というところか。

いずれにしてもすみませんでした。この場をお借りしてお詫び申し上げます。m(_ _)m

晴れ。

今日も晴れ。(^^)でも、関東以北はぐずついた天気で、東西の天気がきれいに分かれているそうだ。

IOCの2008年五輪立候補都市評価委員会が、大阪に低い評価を与え、辞退勧告を出すことを検討しているそうだ。

候補として有力なのは、北京・パリ・トロントで、いずれも落選の苦杯をなめた経験のある都市とのこと。

大阪市長は「尻尾を巻くわけにはいかない。辞めたら物笑いの種になる」「私の方から降りる理由はない」と語気荒く語ったらしい。

まあ、気持ちは分からないではないが、オリンピックなんてとんでもない出費がかさんで大変なんだから、いいしおに諦めたら。

「招致活動に伴うこれ以上の出費を食い止める狙いから」辞退勧告を検討するなんて、IOCもいいことを言うではないか。つまり、彼らだって辟易としているんだろう。

すったもんだしたあげく、札束でほっぺたをひっぱたくようにして冬季五輪を招致した長野のその後を見ても、少なくとも一般の住民には大した御利益がないことくらい分かりそうなものだと思うが如何。

長野新幹線がフル規格で通ったりして、インフラの整備が進んだという面もあろうが、それによって飛ばされた旧信越線の通過駅に住む人たちは相当の不便を強いられていることだろうし、殆ど関係がなかった南信や中信の住民は、結局税金の取られ損に終わっている。

第一、あのときに作った殆どの競技場は経常的な赤字を抱えざるを得なくなっているらしいではないか。

ばからしいことだと思うがなあ。

晴れ。

今日はめちゃくちゃ暑い日だった。熊本で29度。おいおいまだ5月だぜ。(^^;

悲しい記事を見る。

トノサマガエル３４府県で消滅、ホタル１５道県で消滅

いたたまれないなあ。そこまで急速に自然は消滅しているのか。

子供の頃、トノサマガエルなんて田圃や川に行けばいくらでもいた。理科の実験で解剖したりするのにも事欠かなかったし、皮をむいて、ジスガリ（ジバチ）をおびき寄せて、蜂の巣を探す手段にしたり、ザリガニ釣りの餌にしたり、そんな記憶を持つ人も多いことだろう。

田植えが終える頃から聞こえてくるあの鳴き声も、今となっては懐かしい。

九州に来て、足繁く通っている北方町の鹿川は、夕刻ともなればカジカガエルの鳴き声が聞こえてくる。ほー、今時珍しい、などと気楽に考えていたが、そんなのんきな状況ではないわけだ。

私たちを取り巻く自然界が、自然のままの姿を保ち得なくなってきている。それは畢竟、自然の中で生きていかなくてはならない人間の個体にも少なからぬ影響をもたらすことだろう。

人間は、啻に人間のみならずほかの膨大な生物を巻き込みながら、怒濤のように滅びの道を突き進んでいるのかもしれない。

おりしも、埼玉県所沢市産の葉物野菜から高濃度のダイオキシンが検出されたとする報道を巡っての裁判の判決が出された。

農家の訴えは棄却であり、同情は禁じ得ないが、テレ朝側に対象作物に対する錯誤はあったものの、ことの本質はテレ朝の報道にあるのではあるまい。

高濃度のダイオキシンが実際に土壌を汚染しており、その影響が看過できないレベルに至っていること、そのことが真に恐るべき事実ではないのか。

その意味で私は、「公共の利害に関するもので、専ら公益を図る目的からなされた」報道の主要な部分が事実であれば不法行為は成立しないという裁判官の見解に賛同する。なにしろ、命にかかわる問題なのだから。

曇り。

台風１号の発生で、沖縄は大変だ。九州にも影響が出るのかと思ったら夕方から晴れ間が出てきて、夜には星空が広がった。

台風か、もうそんな時期になるんだな、と思ったら、1号の発生自体は遅い方なのだと。(^^;

小泉首相は「総理として靖国参拝」を実施する意向らしい。

首相が「総理として靖国参拝」と改めて明言、衆院予算委

小泉首相の考えは

戦争を二度と起こしてはいけないという気持ちと、家族や国のことを思って戦争に行かざるをえなかった人への敬意を込め、総理として参拝する。批判があろうと、日本人として自然なこと。宗教とは関係ない

なのだそうだ。

だったら、何もヤスクニじゃなくて千鳥が淵の戦没者慰霊碑でいいんじゃないか（天皇だってこっちに来ているし）、って思うのだが、なんでそんなに「ヤスクニ」にこだわるわけ？

神道議員連盟に所属していたりしたわけだから、全く宗教的意識がないなんて、えっ？て感じだよなあ。

それに日本遺族会が自民党の大票田であることなど周知の事実だし。

つまり、近隣諸国や「ヤスクニ」的な宗教観と相容れない人たちの不快感よりも、票田や支援組織が大事だ、ってことでしょう。だったらそう正直に言えばいいじゃないですか。

あー、歯切れが悪い。

晴れ。

昨日・今日と晴れ。今日は大分の臼杵で３０度を超えたらしい。 初めて尾鈴山に登った。 時間に余裕がなかったので、甘茶谷の登山口から登り、長崎尾の先から左に下るお手軽コースを採る。 お目当ては勿論、シャクナゲを中心とした花だ。 これが大当たり。８年ぶりくらいの当たり年だとの皆さんのご意見だった。シャクナゲのほかにミツバツツジがひときわ美しい。ほかにもヒカゲツツジやアケボノツツジが見られ、ついつい道草をくってしまう。 また、ブナや高野槙の巨木、ヤブツバキの花なども見物（みもの）であった。 とりあえず、シャクナゲの写真を掲載する。 近日中に山行記録を掲載したい。

晴れ。

ちょっとゆるんだけれども、相変わらず暑い日だ。(^^;

またぞろウィルスの話題が出ている。

「sadmind/IIS」ワームに警戒せよ、国内初、ＨＰ改ざんの自己増殖ウイルス発見。

これは、SunのSolarisのセキュリティホールを突いて侵入し、それからMSのIISのセキュリティホールを突いて、ウェブページを片っ端から書き換えるワームらしい。

UNIXベースのSolarisが攻撃対象というのがかなり深刻かも。いずれにしてもSolarisもIISもパッチを当てなければならないだろう。

さらにこんなヤツもある。

「ホームページ」ウィルスが猛威、「アンナ」ウィルスの4倍の速度で拡大

今朝７時のNHKニュースを見ていたら、JR東日本のサーバーがこのワームに感染して、対策本部を設置して対処しているという内容の報道をしていた。

列車の運行や発券といった中枢業務には支障がないそうだが、さぞかし大変な作業だろう。

このワームも、Outlook Expressを使い、WSH (Windows Scripting Host)というVBSプログラムをONにしている人にのみ感染するとのことだ。

Outlook Expressの危険性があれほどいわれているのに、やっぱり大多数のユーザーがそのまま使っているわけだ。世の中には軽くて性能のいい優れたメーラーが数多くあるのだから、こんなものを使ってメールを送るのは是非とも止めて欲しい。

どうしても、Outlook Expressを使わざるを得ないのであれば、せめてテキストにするとか。

やり方は、ツール→オプションで、開いたメニューの送信タグをクリック。「メール送信の形式」をHTML（デフォルト）から「テキスト」に変えればいい。

お願いします。m(_ _)m

晴れ。

連休の時の悪天が嘘のように晴れまくっている。なんか非常に腹立たしい。(^^;

参加しているメールマガジンにこんな話が載っていた。あまりにおもしろかったので転載。

会社でパソコン入力をしていた私。モニターを見ながらマウスを握ったら、「ふにっ」とした感触。あれっ？と思ってみたら、隣に座っていた上司（妻、子供２人あり）の手を握っていました。無言で目が合い、気まずくなってそっと手を離しましたが、それから二人に会話がありません。次の日からGWに入り会わなくてすんでいますが、休み明けからどう上司と対応したら良いのでしょうか…。だって！PCを置くスペースが狭すぎるからいけないのよ！！＜逆ギレ

いやあ、久方ぶりにツボにはまってしまった。(^o^)ハッハッハ

きっとこの上司、大いなる「勘違い」をしているんだろうな。うー、カワイソ（って、どっちが？）。

黙っちゃったのがいけないよな。

「オッなんだ、オレに愛の告白か」

「やだもう、そんなところに手を置いとかないで下さいよ、マウスと間違っちゃったじゃない」

「なんで〜、つまんねー」

みたいな会話になっていればなんていうこともなかったろうに。

それにしても彼女、この上司から手を握り返されたらどんなリアクションをしただろうか。

うー、気になる。うわー、オヤジくせー

曇り後晴れ。

昨夜半から張り出した雲が空を覆って、午前中は曇り。しかし、午後からは晴れる。

こんな記事があった。

人工知能フィルターで「問題ウェブサイト」を排除(上)

なるほどなあ。

有害Webを入口で排除するのは、特に年端のいかない子供を抱えた家庭では重大な関心事だろう。

しかし、この、人工知能による「文脈認識技術」とはいったいいかなるものなのだろうか。すごく興味がある。

フィルターの性能を示す例。

「10代後半」のフィルターをかけたAOLでウェブを検索したところ、「オーラルセックスの技術」というサイトは排除されたが、「オーラルセックスは安全か？」というページは表示された。

うーん、奥が深いなあ。かなりの性能だとは思うけれども。

いずれにしても、wwwのブラウジングにはそれ相応の覚悟はいるだろう。これは大人も子供も同じだ。

某中央官庁の官僚が、勤務時間中に職場のネットワークから２ちゃんねるの掲示板に「援助交際」を申し込む書き込みをしまくった、という話が、２ちゃんねるで結構な話題になっている。

この人は、例えばブラウザが発するセキュリティー情報の注意表示をなんだと思っていたのだろうか。

特に、２ちゃんねるのような掲示板が「串（proxy）」を引いていることは当然予測すべきことなのに。

いや、ネットワークを接続してwwwに出ていっているということ自体、「串」を始めとする固有情報を閲覧される可能性があることを肝に銘じておくべきなのだ。

気を付けましょうね（オレもね）。

曇り後晴れ。

蒸し暑い日だった。雲までもが初夏の趣だ。(^^;

今日は、全国的に雨のところが多いというが、熊本は昼から快晴。しかし、夕方から雲量が多くなる。

こんな記事があった。

パソコン修得法、困った時にはコミュニティー

うん、これは確かに頷ける。

ある程度の年齢を経てからパソコンを使おうと思うと、その課程で出来する疑問の解決法に悩まされることが希ではない。

そんなとき、周囲に気の置けない仲間がいて、気軽に訊くことが出来ればどれほど助かることか。経験したことのある人には自明だろうが、パーソナルに限ってもサポートセンターほどあてにならないものはない。

つまり、長年コンピュータに慣れ親しんでいる者にとっては、初心者がいったいどこで躓いているのか恐らく見当もつかないのだ。疑問点を把握したいという善意から発する質問が（相手方からすれば）専門用語の嵐になって、ますます初心者を迷路に追い込む。

悪循環だ。

しかし、私が最も気になるのは、「パソコンなんてできっこないと思っていたけど、やらないでいると、どんどん世の中においてかれちゃうでしょ」という73歳の女性の意見だ。

このように思っている人はかなり多く、この記事でも触れられていたが、40歳台以降の人たちがパソコン難民となってしまうという現実も確かにあるのだろう。

単なる事務処理上のツールであるはずのパソコンがそこまで人の意識を追い込んでいく。そのことに堪らない嫌悪感を感ずる。

個人的なことをいえば、ワープロにしても表計算ソフトにしてもDBにしてもメールにしても、便利だから使っているだけのことだ。それが便利ではない人にとって、こんなものは何の意味もない。

例えば、美しく読みやすい字を速く書ける人が、ワンフィンガーでぽつりぽつりとワープロソフトで文書を作るなんて、どう考えても漫画的ではないか。

表計算ソフトにしても同じことだ。簡単な関数すら知らない（世の中には「SUM関数」をも知らない人がいる）人が、表の体裁を四苦八苦して造り、肝心の計算を電卓で行ってその答えを改めてシートに入力している例は、決して少なくはない。

メールだって同じことだ。「メールを送ったのに読んでいないなんて！」と憤る話をよく聞くが、それが重要な案件なら、フォローアップするのが当然だろう。

自分自身がどっぷりとコンピュータ的なものに浸かっているくせによく言うぜ、とは思うが、やっぱりおかしな方向に一人歩きしているような気がする。

これで本当にいいんだろうか。

曇り時々雨。

連休が終わってしまった。(^^;

5月1・2日を休めば1週間の長期休暇となることもあって、観光地は結構混み合っていたようだ。

庵鹿川にも、県外からのお客が多くこられ、久方ぶりににぎわう。

しかし、後半の連休の天気は余りぱっとしないもので、すっきりと晴れたのは3日くらいだろうか。まあ、4日もいいクライミング日和だったが。

5日に、初めて大崩山の小積ダキ中央稜に出かける。

取り付き点は大崩山荘からの登山道と林道からの登山道の合流点の尾根から坊主谷へ回り込む。意外に整備されたいい道だった（通称「工藤新道」）。

小積ダキ中央稜は下部4ピッチの人工登攀と上部5ピッチを、中央ベランダと呼ばれるブッシュ帯で截然と分けている。

両方つなげて登ると、アプローチと下山を併せて、大変な長時間行動となる。

ビバークの用意もして、朝早く庵鹿川を出発したが、天候が思わしくなく、上部はガスに覆われ途中から雨も降ってきたので、残念ながら中央ベランダで登攀を終えた。

ここからは概ね坊主沢沿いに降りる。途中空中懸垂もあって、なかなか厳しい。

ただ、小積の岩壁に咲くヒカゲツツジやアケボノツツジはさすがに見事で、去来するガスの中でひときわ美しかった。

帰りに、出来たばかりの「美人の湯」に浸かる。窓から大崩山が眺められるいい温泉だった。

曇り後晴れ。

長いこと続いた雨もやっと上がり、今日は晴れ間が戻ってきた。

長い雨に洗われた緑は一段と輝きを増し、木々の最も美しい時期がやってきたことを感じさせる。

しかし、気温は相当に低かった。雨の降っていた昨日は仕方がないとしても、今日も夜は結構寒い。

上弦の月は冴え冴えと輝き、その白い光が、さらに寒々しい印象を与えるのかもしれないが。

明日からまた連休が始まる。今度は４連休。

前半は天候も安定しそうだ。さてどこに出かけようか。