身辺雑記「綾に哀しき」２００４年８月分

曇り時々晴れ一時雨夜半暴風

朝のうち、雨が残っていたものの、午後は晴れ間が覗く。週末時点では10月上旬にまで下がっていた気温も、30度を回復した。

しかし、夜半には台風16号の影響で再び風が強まる。降水量はそれほどでもなかったが、一晩中風が吹き荒れ、家のきしみが人のすすり泣きのように聞こえていた。

日曜日、終日雨模様となり、しかも冷え込んだこともあって、一歩も家から外に出なかった。やりたいことはたくさんあるので、別に退屈はしなかったが。

そういえば独身寮にいた頃のこんな日は、同じように無聊を囲っていた連中が集まって、よく麻雀とかやっていた。

何が面白かったのか、土曜日の夕方あたりから、月曜日の明け方くらいまでやっていたこともあった（そうか、お天気なんてあんまり関係なかったな）。

なんでこんなことを思い出したのかというと、いつものメールマガジンにこんな記事が載っていたからである。

○うちの係長の口癖。

「親らしいことを…何もしてやることができなかった…」、「なりたくて親になったんじゃない！！」、「親の威厳をガキどもに思い知らせてやった」。これだけ聞くと人間のクズっぽいですが、その実態は、最初のは、ノーテンで流れてしまった時、二番目のはツモられた時、最後のは自分がツモった時。（ギャンブラーの部下）

いや、おもしろい。これはなかなか味のあるセリフぢゃないか。

麻雀に三味線や無駄口は付き物。口先でペンペン鳴らしながら、相手の心理を読んだり、苛つかせたら焦らせたり（自分が焦ることの方が多かったが）。

「あーっ、くそ、さっきの切らなければ良かった」「はいはい、タラとレバはスーパーで買いな」みたいな類ですな。

牌にもそれぞれ勝手な名前を付けていた（これは場所によってずいぶん違うらしいが）。八筒を「電車」八荘を「パンツ」白板を「豆腐」西を「カバン」三筒を「だんご」一荘を「トテコッコー（鳥だから）」なんてのはまだかわいい方として、一荘を「ケジラミ」とか一筒を「○○○の輪切り」とか、紹介することを躊躇うような呼び方もあったなあ（もっとひどいのもあるけれどもとても書けない）。

麻雀放浪記ほど劇的ではなくても、その都度小さなドラマもある。

未だに印象に残っていて忘れられないのは、次の二つだ。

一騎打ち

A氏はドラ含みのトイトイ狙いでポンをしまくり、みんな明刻でさらけ出して裸単騎。B氏、それを見て当然のようにオープンリーチ（おいおい）。

結局A氏、二枚ともあたり牌のペンチャンになっちゃって、オープンリーチへ振り込み役満（B氏、結果オーライってとこですね）。

リーヅモ三暗刻トイトイ

麻雀をやり始めて間もないC氏が興奮してリーチ。見事にツモったときに必死になって役を勘定。

「リーヅモ三暗刻トイトイ！ハネマーン＼(^0^)／」

みんなで「良かったね」と祝福をして、ハネマンの点数を払った…（四暗刻が役満であることは、その半家が終わったときに「懇切丁寧に」教えてあげた）。

もっと面白いこともたくさんあったように思うけれども、もう忘れてしまった。

麻雀、そういえばもう殆どやらなくなったなあ…。

曇り一時雨

最高気温が30度を下回るようになった。

クーラーを入れなくても眠れるのがありがたい。

とうとう引っかかってしまった。

何に？って、毛針メールですよ。

8月9日にこんなメールが来た。

（文例その1）

私のパソコンに件名も本文も書いていないメールが来たのでとりあえず返信してみました。どちら様でしょうか？

私は山○と申します。間違いだったらごめんなさい

これに対して、仏心から次のような返信を送ってしまったのだ。

うふ、このこったらネット初心者なのね(*^o^*)よしよしおじさんが教えてあげましょう、ってな感じかな(゜0゜)＼(-_-;

初めまして。藪山澤好と申します。

件名も本文も書かれていないメールが、私のアドレスから発せられたとのこと。

おそらく、自動発信コードを介した「なりすまし」メールであろうと思われます。

ご存じのことと思いますが、ウィルスプログラムが、www上のHTMLなどからアドレスを自動的に採取して、送信者を詐称して送るものです。

私からはメールをお送りしておりませんが、身に覚えのない不審なメールを受け取られ、なにごとかとお思いになられたことと存じ、取りあえず返信をお送りしました。

しばらくして、次のようなメールが立て続けに来た。

（文例その2）

どうする〜？アッコとカナは行くみたいなんだけどぉ・・・由美は彼氏とデートなんだって！(>_<)

４人だけで行っちゃう？？っていうか彼氏ほしいー(>_<)

ひろみはあの人とどうなったぁ？またコンパ企画してよぉ〜(@⌒O⌒@)

（文例その3）

突然のメールで申し訳ございません。率直に言わせていただけば既婚者である私と割り切った関係を持って頂けませんか？

代価として月に１５万円前後のサポートをお約束します。

難しい事は言いません。月最低二回以上会って頂ければ問題ありません。２人の時に恋人のように接して頂ければ結構です。

貴方の時間を少し拘束してしまうので金銭が発生するのも致し方ないと考えています。

上記を踏まえた上で契約関係になってはいただけませんか？興味を頂ける内容だと思います。貴方さえお手すきでしたら明日にでも会ってみたいと思っている次第です。

場所はご指定ください、重ねてどこにお住まいかもお願いします。

橘　○子

どうも嫌な予感がしたので、最初のメールの一部「件名も本文も書いていないメール」をキーにしてネット検索をかけてみると…。

でるわでるわ…、新手のスパムだということが判明したのである＼(^0^)／

私の場合「文例その1」関連はこれ一通のみだが、どうやらこれは延々と続き、最後はおきまりの有料出会い系サイトに勧誘されるらしい。

最初のメールにきちんと対応された方のその後のやり取り、さらにその続き

あちゃー、と狼狽え、子細にヘッダなどを確認すると、文面は素人臭いくせに、localhostから送信していたりする＼(^0^)／

毛針に引っかかっちゃった。ざまあないよな、なんてしょげてしまったが、やっぱり引っかかっている人は多いらしい。

「文例その2」や「文例その3」と関わりがあるかどうかはわからないが、経由しているサーバーが同じだったり、その1とその3はいずれもyahooのフリーメールだったりするから、情報は共有されているんだろうな。

あーあ、スパム野郎に生きてるアドレスを教えちゃったよ、ばっかだなあオレ(-_-;

それにしても、こんなふうに人の善意につけ込んだスパムを送る根性が許せん(メ_-)

ネットからの情報は疑ってかかるのがセオリーなんだろうけれども、なかなかそうは割り切れないのが人情というものだろう。にもかかわらず…。

恥ずかしくねえのか！てめぇ！(# ﾟДﾟ)がるる

そんなふうに落ち込んでいるところに、またまた次のようなメールが来た。

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まったくなんて奴らでしょうね。

まさかこんなスパムに引っかかる人はいないだろうと思うけれども、やり口がいやらし過ぎる。男を「口説きメールを送ってヤリたがる」ものだと一括りに見くびって、こんな怪しげなヤツらに自分のメアドを登録するほどまでに出会いを求める女の人がたくさんいるかのように扱っている。

連中は「引っかかるバカがいればラッキー」程度の軽い気持ちでやっているのかもしれないが、人間の品性に対し一片の考察すら及ばないようなこうした行為には、心底腹が立つ。

しかし、このメールの内容を仮に信ずるとするのであれば、女性の側が了解した上で自分の個人メールアドレスを登録し、それを取りまとめた名簿を販売する、というわけだから違法や不法行為に問うことは難しいだろう（例の「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」もあくまでも「児童」の保護が主体だろうし）。だが、野放しで本当にいいのかなあ。

あー、腹の虫がおさまらん！！

いずれにしても、フリーメールは、素性がハッキリしていない限り、今後は例外なくゴミ箱に直行させることにしようと、（今更ながらに）思った。

曇り時々晴れ

昨日は処暑。「暑さ退き止むをもって処暑」。これから秋分の日まで、暑さが和らぎ、稲などの収穫の時期を迎える。

それ故かずいぶん涼しい日だった。

今朝もその涼しさが残っていたが、昼には暑さが戻る。

しかし、一頃の地獄のような日差し攻撃はだいぶ和らいだ。

腰と臑を打ってしまった(;_;)

日帰り温泉に行って、湯船から上がろうとして滑ったのである。

しばらくはあまりの痛さに動けず、湯船の中でじっとしていた。

情けなかった。

酔っぱらっていたのならまだしも、素面（しらふ）だったのでなおさら情けなかった。

目撃者がいないことを確かめて、這い出るように退散。湿布をしサラシを巻いて痛みに耐える。

痛みが治まってきたので、足を引きずりながら、場所によっては伝い歩きをして出勤。

事情を知った上司や同僚に笑い倒される。

山での怪我なら多少同情もされようが、風呂場でひっくり返ったのでは笑い倒されて当然だ。

「もういい歳なのだから」。そうなのだよ、全く仰るとおり。

気を付けないと、本当に歳をとってから動けなくなってしまうかもしれない。

皆さんも気を付けましょう（大きなお世話だって？ご尤も）。

晴れ

またまた暑い日となった。昨日は前線の影響で夜半豪雨となったこともあって、蒸し暑い。

しかし、関東地方は晴れている分だけいい方なのだろう。台風15号の影響で、各地ではかなりの水害が発生し、亡くなった方も大勢おられるのだから。

先日のパウエル国務長官の「憲法9条改定発言」に関し、衆議院議長の河野洋平氏は次のような考えを示したそうだ。

９条改正問題、河野議長が「安保理入りやめる選択も」

河野洋平衆院議長は１７日の福岡市での講演で、パウエル米国務長官が日本が国連安全保障理事会の常任理事国になるには憲法９条の再検討が必要になるとの考えを示したことについて、「日本が積み上げてきた政策、主張をだめにしてでも安保理に入るほうがいいのか。安保理入りをやめるという選択も私はあると思う」と述べた。国連常任理事国入りを理由に９条改正を急ぐことに慎重な姿勢を示したものだ。

うむ、至極まっとうな考え方だと思う。

国会における議長の立場は、あくまでも「不偏不党」であるはずなのであるから、この発言は恐らく氏の真意なのだろう。

折しも、先日の「普天間米軍ヘリ墜落事故」に対して、伊波洋一普天間市長が抗議文を内閣府と外務省に出している。

特に気になったのは次の下りである。

伊波市長は抗議文の中で、米軍が日米地位協定を理由に県警の現場検証を認めないことについて「法治国家である日本の主権が侵害されている」と指摘。

今回の事故において米軍は、沖縄県警の現場検証の要求に対して何の回答も示さないまま、現場を立ち入り禁止として、三日後の16日に機体残骸の撤去作業を開始し、その作業のために、白昼堂々と大学構内の樹木を伐採するなどの蛮行を働いたらしい。しかも、現場から300メートル離れた住宅地に落下したローター部分の回収も勝手に行い、これまた県警の現場検証は事後になったそうである。

一体いつまで沖縄を米国の隷属化に置いておくつもりなのか。

しかもさらに腹立たしいのは、海外訪問中の稲嶺知事が急遽帰国の上、小泉首相に会談を求める意向だというのに、首相は夏休みを理由に会わないとしていることだ。これはつまり、普天間基地移転問題や日米地位協定の見直しに発展する可能性を見越して逃げているということではないのか。もっといえば、なるべくこうした問題に触れず、現状のままで沖縄に我慢してもらおう、と考えているのではないか…。そう邪推の一つもしたくなる。

それともう一つ。この国のマスコミの態度だ。

毎日毎日アテネ五輪のメダルの数あたりが紙面のトップを飾る。NHKのニュースでもトップ。その反動で、こうした事件に対する取材や報道が隅に押しやられる。こんなことでいいのか。

恐らく、「普天間米軍ヘリ墜落事故」に死者や怪我人などといった人身に及ぶ被害がなかったからなのだろうが、本土での軍用機の墜落事故などよりもはるかに重大な背景と問題点を有している今回の事件に対し、このような取扱いにして、果たしてジャーナリストと言えるのか。

パウエル氏が日本記者団に語った「憲法９条再検討を期待する」発言にしても、こんな内政干渉的なことを言われて平気なのだろうか。実に実に理解に苦しむ所以である。

晴れ

昨日は雨模様の寒い一日となり、東京の真夏日の連続記録は40日でストップしたそうだ。

今日はうってかわって暑い一日となった。

しかし、明日は雨になるとのこと。今年の異常な暑さにも漸く終焉がやってくるのか。

アテネ五輪が始まった。

開会式の演出はなかなか興味深いもので、さすがにオリンピック発祥の地としての矜持を感じさせる。少なくとも真冬に土俵入りをさせたどこかの国の開会式とは段違いだ。

まあ、そんなことはどうでもいいが、こうした世界的イベントがあると、他の重大なニュースが脇に追いやられてしまう傾向が強い。

今回も、例えば、美浜原発の配管破損による蒸気噴出事故に関して、関電では他に4基の原発も検査漏れであったこと、沖縄県宜野湾市の沖縄国際大に米軍のヘリコプターが墜落した事故のこと、などへの追求・論評が不十分であるように感ぜられる。

そうしたいらだちを感じつつも、日本が既に金メダルを4個（銀メダルも1個）獲得し、通算100個目の金は、柔道の野村だったな、などと意外に興奮している自分を発見し、愕然とした。

メダルなんてどうでもいいではないか、オリンピックという晴れの舞台でのびのびと自分の実力を発揮できればそれでいい、などと頭では分かっていながらも、このていたらくである。ことほど左様にナショナリズムは人々の骨の髄までしみこんでいる、ということか。いやだいやだ。

テレビなどでも、口先では健闘を讃えるようなことを言いつつ、それなりのプレッシャーをかけ続けているような気がしてならない。特に、あの応援ファックスとかメール、すごく押しつけがましくて無様だから止めてくれないかなあ。選手だって、本当のところ迷惑なんじゃないのか、わからないけれども。

晴れ

またまた30度を超える暑さ。都心では7月6日から今日で連続36日間で、95年の37日間に、あと一日と迫った。この記録、今の気圧配置から見れば更新は確実だろう。

午後、僅かに雨が降った。

巷は夏休み、ということもあってか、ここのところスパムメールが激減している＼(^0^)／らっき〜♪

いやあ、季節商品だったのかスパムは。笑っちゃうよな（＾凹＾）ガハハ

この調子で店じまいしてくれると大変ありがたいんだけれども。

ところで、相変わらず「オタクから送られたメールはウィルスに感染しています」という大きなお世話的忠告メールがたくさん届く。

この間は、兵庫県の某町の「サーバ管理者」から、「ウィルスを駆除して送り直してください」なんてのが来て、いきり立ってしまった。

私も、2年ちょっと前に山仲間のメールアドレスでウィルス添付メールが届き、確認したところ「冤罪」で、平謝りに謝った経験があるから、いきり立ついわれもないのだけれども(^_^;

しかし、「なりすまし」のスパムやウィルス添付メールがこれだけ日常的に氾濫している中で、未だにこうした余計なお世話的老婆心メールを公共機関が送るという神経が理解できない。サービスのつもりでやっているのかもしれないが（因みに、某町のWebサイトにいってみたら「自然と善意の***町」となっていたので、やはり、「善意」から知らせてくれたのでしょうね）。

まあ、悪の本質は、なりすまして勝手に詐称するウィルスの方にあるのだから、やはりあまり怒っても仕方がない、か。だが、納得がいかないなあ。

晴れ

今日もいい天気だ。そして暑い(^_^;週の中頃には少し雲が広がるらしいが…。

暑い8月、というと、私はどうしても原爆投下のことが意識を支配する。

今日は「長崎原爆の日」。もう59回目になる。

伊藤市長は、その平和宣言の中で米国市民に次のように訴えた。

アメリカ市民の皆さん。５９年間にわたって原爆がもたらし続けているこの悲惨な現実を直視してください。国際司法裁判所の勧告的意見は、核兵器による威嚇と使用が一般的に国際法に違反することを明言しています。しかし、アメリカ政府は、今なお約１万発の核兵器を保有し続け、臨界前核実験を繰り返しています。また、新たに開発しようとしている小型核兵器は、小型といっても凄まじい威力を持つものです。放射線障害をもたらす点では、長崎に落とされた原爆と違いはありません。世界の超大国が、核兵器に依存する姿勢を変えない限り、他の国の核拡散を阻止できないことは明らかです。アメリカ市民の皆さん、私たち人類の生存のために残された道は、核兵器の廃絶しかないのです。今こそ、ともに手を携えてその道を歩みはじめようではありませんか。

この声は、果たして米国市民の耳に届くのであろうか…。

平和宣言は、英語・朝鮮語・中国語など５カ国語に翻訳し、国連加盟国や全国の自治体に送ることにしているのだという。

だが、大東亜戦争中の被害国である中国・韓国・北朝鮮はもとより、原爆投下・無差別爆撃・沖縄地上戦などにおける加害者米国においても、これをそのままに受け止める可能性は低いような気がしてならない。

ニューヨークでも「原爆の日」に合わせた抗議行動が行われたらしいが、「道行く人々のほとんどは無関心で、ビラを受け取る人はまばらだった」そうだから。

閑話休題

NIFTYのメンバーズホームページ閉鎖に係るサーバー移転作業がようやく終わった。

最後に残ったのは雑記「綾に哀しき」関係だ。一番分量が多いわりには一番プライオリティが低いため、先延ばしになってしまった。

記述やリンク切れの確認（因みに引用している新聞記事などは殆どリンク切れになっているが、当時の雰囲気をそのまま残すために敢えてそのままに置いている）をしながら、古い記事にあたるのはなかなかに骨の折れる作業だが、その当時の心境などが思い起こされ、意外におもしろい。たまにはこうして過去の愚考を振り返るのも良いものだ。

いずれにしても、これでずいぶん掃除ができた。余分なファイルがかなりあって無駄なスペースを食っていたことに驚かされる。

サーバー移転作業は大変だが、たまにはこうして見直すことも必要なことなのかもしれない。

晴れ

雲が出ているが、日差しは強く風もないので、相変わらず暑い(^^;

昨日は夕立があったので、多少は涼しくなったが、今夜はなさそうだ。

こんな暑いときに、鬱陶しくなるようなメールが来た。

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信販調査　２５，０００円

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車輌ナンバーから名義・住所　１０，０００円

軽自動車　２０，０００円

移転先調査　３０，０００円

その他　要相談

なんともひどい内容だとは思わないだろうか。

こんなふうに個人情報は売り買いされるわけだ。しかも「winmail.dat」付き(^^;

さらに暗澹とさせられるのは、こうした公共性の高いところから個人情報が漏れるという事実。

どの項目も、一般的な社会生活を営む上では無縁ではあり得ないものばかり（特に「一般電話」）なのだから、呆れる話ではないか。

いや、呆れてばかりもいられない。肝に銘じておかなくてはならないのは、もう既にこうした形で個人情報は漏洩（ろうせつ）していることだ。

もちろん、NTTや携帯電話会社や国土交通省から直接データが流れているわけではなく、さまざまなサービスへの加入申し込みなどにおける記載事項が何らかの形で漏れているのだろう。

ここのところ、自動車の任意保険関係の営業メールが多くなってきているが、見積もりを依頼するだけでネットマイルが1000とか、結構太っ腹なことをやっている。カードローン関係も同じような餌を用意していることだし、こんなところからも漏れまくっているのかな。

とにかく気を付けよう。自分の知らないところで、自分の個人情報がやりとりされているなんて、考えただけでも虫ずが走る。

それともう一つ。

こうした情報のやりとりが活発化するのも、需要がそれだけあるからだ。

そういう情報収集を生業にしている連中はともかく、一般人たる我々が、このような怪しげなメールを真に受け、他人の個人情報を入手しようなどというような不埒な考えは起こすまい。

結局そうしたまっとうな感覚こそが、こうした商売を止める一番大きな力になるのではないか。需要のないところに供給もまたあり得ないのだから。

晴れ

暑い日が続く。明日が立秋だなんてとても考えられない(^_^;

まあ、本来の意味での立秋は、今年の場合9月20日あたりになるはずだから、グレゴリオ暦に無理矢理適用していることの方がおかしいのだけれども。

こう暑い日が続くと、出勤時に着ていく服もワンパターンになってしまう。

男の場合はそれでも別にかまわない（誰も気にしてみてくれるわけでもないから）のだが、女性の場合は困るだろうな。毎日同じ服を着ていくわけにもいかないし、お化粧などもしなくちゃならないし…。(゜0゜)＼(-_-;よけいなおせわ

で、いつものメールマガジンにこんな記事が載っていた。

○スッピンのボーイッシュな格好で出社してくるパートの奥様に、うちの男性社員が「社会人なんだし化粧くらいしたら？」と言ったら、翌日よりきっちりメイクをほどこして出社するようになった。そこまではよかったのだが、だんだんエスカレートしていき、今ではゴスロリ寸前の可愛らしさを社内に振りまくようになってしまった。当の男性社員は「俺のせいだぁ〜！！！（泣）」と頭を抱えてひどく後悔をしている。（限界がないって素晴らしい）

ゴスロリ！！すごい！

私はまだ、身近でそういうファッションの人に出会ったことはないが、会社でそんな格好をされたら、さぞや凄まじいことだろうな。

というよりも、そもそもこの男性社員の「忠告」はセクハラにならないのか。普通こんなことを言ったら問題になりそうな気がするけど。

晴れ

今日はすっきりと晴れ上がる。相変わらずの暑さだ。しかし、心なしか7月のあの暑さからのヤマは越しているような気がする。

NIFTYのメンバーズホームページがこの8月で閉鎖されることから、順次移行作業を進めてきて、既に大部分は引越が完了した。

今回の引越に際し、不要ファイルを外したりディレクトリの構造を替えたり、それなりにきちんとしたリニューアルを施したいと思っていたが、馬力が続かず中途半端になりそうだ。

それでも、前から気になっていた「別窓」対応については全部整理した。

Anchorタグのtarget属性の「_blank」を使う手法は全廃し、例えば比叡山や鉾岳のルート解説の際のルート図など別窓にする意義がありそうな場合は、ある程度コントロールの利くJavaScriptで対応する。

この場合、JavaScriptに対応していない環境のことも考慮に入れる必要ももちろんあるわけで、その時は別窓とならずそのままリンク先を表示し、確認後は前のリソースの指定IDに戻るようにした。

まず、親元のHTMLには、こんなscriptを定義し、

var app = navigator.appName.charAt(0);
var ver = navigator.appVersion.charAt(0);
function newWin2(uri){
 if ( (app == "N" && ver > 2) || (app == "M" && ver > 3) ) {
 window.open(uri,"betumado","toolbar=yes,location=no,directories=no,status=yes,
scrollbars=yes,resizable=yes,width=620,height=480");
 return false;
 } else {
  return true;
 }
}

Anchorタグはこんな風にする。

<a href="root.html" onclick="return newWin2('root.html')"
 onkeypress="return newWin2('root.html') id="mae" name="mae"">ルート図</A>

で、リンク先のHTMLの最後に、次のような行を書いておく。

<script type="text/javascript">
<!-- 
document.write ("<p><a href='#' onclick='window.close()' onkeypress='window.close()'>
閉じる</a></p>");
 -->
</script>
<noscript>
<p><a href="親元.html#mae">戻る</a></p>
</noscript>

以上。

JavaScriptがONの環境では、別窓が開いて、「閉じる」ボタンで閉じる。OFFであれば、リンク先のページが表示され「戻る」ボタンでリンク前のポイントに帰る。そんな動きになると思う。

ただし、断るまでもないことだが、これは私の個人的な考え方である。

この手の話を書くときにはいつもそう申し述べているのだが、「それは正しいやり方なのか」「こんなやり方ではまずいのか」といったご意見を少なからず頂戴してしまう。

あくまでもご参考になればと、稚拙ながら紹介するものであって、決してこれが最善だなどというつもりは毛頭ない。そのあたり、是非ともご理解のほどを。

曇り時々晴れ

８月になった。

早朝から晴れ間が覗いたと思ったら、突然の雨がおそう。丹沢方面は厚い雲に覆われていた。

その丹沢に、沢登りに出かける。

ボッカ訓練も兼ねて、登攀具などをやたらに詰め込んだザックを背に、久しぶりに葛葉川に向かった。

朝8時過ぎというのに、葛葉の泉には夥しい人々が集まっている。駐車場は既に満杯だ。電車で来て良かった。

台風の影響からか、水量は豊富。楽しめそうだ。

どの滝も、常にない水量で登り甲斐満載(*^o^*)。特に「板立ちの滝」は手強かった。

なにしろ、富士型の滝の右ルートですらジメジメと湿っているのだから(^_^;

まあ、そんなことをいいつつも、遡行そのものは楽しく、シャワークライムで全身びしょぬれになりながらも嬉々として水に遊んだ。

しかし、ツメがひどかった。

もともと葛葉川本谷のツメは、ガレが広がる嫌らしいところだが、この夏の異常な暑さと豊富な雨で、ヤブが大変に元気だったのである(^o^;

しかも、足下はドロドロの土壁。倒木も多くて、このツメ上がりはとんでもない苦行となった。

しかし、これはつまり私の体力や精神力の衰えと無縁ではあるまい。このところ睡眠不足が続き、持久力が落ちているような気もしていたが、はしなくもそれが証明されてしまった。

全くお話にならない。山は逃げる、という言葉は本当なのだな、としみじみ思う。だが、こんなことでめげているヒマはない。今の自分のレベルを知ることができたことを感謝しなければ。全てはそこから始まるのだから。