身辺雑記「綾に哀しき」２０２３年１２月分

晴れ。

2023年も間もなく終わる。

季節外れの暖かさが長く続いた感があったが、このところこの時期にふさわしい冷え込みとなっている。

とうとう、covid19に感染してしまった。

感染か判明したのは12月11日のことで、私は前日からのどに違和感を感じていて、母は、当日の朝に発熱。

親子揃っての感染で、母は入院、私は自宅療養（隔離）と相成った。

私は発熱をしていなかったので高を括っていたのだが、ひどいのどの痛みと血痰に悩まされ、夜もなかなか寝付けない始末。

炎症止めの薬もほとんど効果はなく、結局、24日となった今現在でも違和感は続いている。

さらに全身を襲う倦怠感が半端なものではなく、とにかく動くことが辛かった。

母の方は熱のほかにそれほどひどい症状はないようだが、入院ということで足腰がさらに弱くなり、退院してからの生活に多大な不安を抱えている。

同じタイミングで感染した身内でも、人によってだいぶ症状が異なるようで、味覚の変調、嗅覚が利かなくなる、発熱と体の痛み、など様々。

因みに感染判明後10日が経った21日にSARS-CoV-2Nを使って自分で検査したところ未だに陽性だった。

非常にしぶとい。

体感的な症状としては、いわゆる感冒とさほど変わらないと思われるが、通常の感冒はせいぜい3日くらいで快復するのにもかかわらず、covid19の場合はいつまでもウィルスが体内に残り悪さをするという印象だ。

私はワクチンを7回接種しているが、それでも罹患してしまった。

感染力の強さはかなりのもので、この欄を通じ、改めて注意を喚起する次第である。