身辺雑記「綾に哀しき」２０２４年１月分

晴れ。

2024年の年明け早々、能登半島地震が勃発した。

未だに安否確認の取れていない人がおられ、死傷者は今後も増える虞がありそうだ。

私の自宅もかなり揺れて、さすがに驚いたところである。

正月早々ということもあるが、何よりも日本海側では一年で一番厳しい気象条件の中で起きたのであるから、被災された方々は本当に苦しい思いをされていることだろう。

平穏な日々の到来が一日も早いことを祈らずにはいられない。

被災者の中で、高齢の寝たきりの方の事が取り上げられると、私自身が高齢の母を介護していることもあり、胸の塞がる想いがする。

ご本人はもちろん、ご家族の愁嘆は如何ばかりであろうか。

こうした大規模な災害が発生すると、どうしても高齢者や障碍者、小さな子供たちへの影響が大きくなってしまう。

やりきれない思いである。

世界に目を向ければ、ウクライナやガザ地区での悲惨かつ理不尽な紛争が拡大している。

年賀状に「今年もよい年となりますように」と書き連ねることの空しさがひときわ辛い。

それでもそれを願わずにはいられないのだが。